NIHON KOGEIKAI
第22回 東海伝統工芸展
入賞作品解説


2-00255-222-022-00095

愛知県知事賞
釉織着物「螢舞」
青山直子

 織物は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の交差によって成り立っています。糸を染め分けることにより、模様を表わすことができます。作者は初めての緯軽絣を製作するにあたり、この織物の構造を素直に、そして最大限に活用しました。
 長短ニ種類のたて線のずれの角度を変えることで、それと交わるよこ線に疎密が生じます。そのアイディアの閃きが、この作品の方向性を定め、虚飾を排してストレートにそれを表現しえたとき、感動が生まれました。

(第22回 東海伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1991