NIHON KOGEIKAI
第28回 東海伝統工芸展
入賞作品解説


1-00141-222-028-00050

東海伝統奨励賞(中部近鉄賞)
萬古削文花入
清水醉月

 収縮率が大きく、歪み易い萬古焼きの土を、伸びやかに挽き上げ、繊細な文様を施した現代的な作品です。素地の焼肌は、内側に見える褐色です。
 通常、陶芸作品は窯から出した瞬間が制作過程の到達点、といえるのに対して作者は、焼成後の加飾に試行を重ね、炎の情緒に頼らない、明快なリズム感を創り出しました。確固たる成形技術と文様追求が結びついた佳作です。

(第28回 東海伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1997