NIHON KOGEIKAI
第28回 東海伝統工芸展
入賞作品解説


4-00082-222-028-00188

静岡県教育委員会教育長賞
金彩銀合子「光華」
中山ヤスコ

 思わず、掌で包みこんでしまいたくなる程の大きさですが、流れるように等分されたと金と銀のバランスが良く、小さくても存在感のある作品です。
 技法は、金アマルガムを六回程焼き付けた後、艶を消し、金の柔らかさを出しています。銀面には、細かな魚々子を打ち、薄く色を付け、蝶貝の象嵌を入れた大小の丸で奥行きを出しています。
 金と銀二色を巧みに融合させ、天空のイメージを表しています。作者の研究の成果が結実し、華やかさと厳しさとを合わせもつ、見ごたえのある優品です。

(第28回 東海伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
1997