NIHON KOGEIKAI
第33回 東海伝統工芸展
入賞作品解説


2-00131-222-033-00134

東海伝統工芸展賞
浮織絣着物「風花」
伊藤恭子

 冬晴れの空から舞い降りるかそけき結晶。風花を表現する方法として、作者は「浮織」を選んだ。
 その部分だけ生糸を使い、通常より細かい浮織で構成された文様の気品ある煌めきが、この作品の要となっている。
 矢車(銀鼠)・ゲレップ(金茶)・臭木(青磁)・渋木(白茶)等を用いた横段の玄妙な色使い、文様に合わせた経糸の「白」の効果、作家の本領は雅趣あふれる作品となって結晶した。

(第33回 東海伝統工芸展図録より)



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製作著作
社団法人日本工芸会
2002